お星さま

帰り道に、流れ星を見ました。人生で2回目です。白いソフトボールみたいなのが、空から垂直にすごい速度で落ちてきて、ふっと消えました。星って消滅するときに燃えるって習った覚えがあるのですが、なるほどという感じです。もちろん願い事など唱えられるはずもなく。

ふと、1ヶ月前に死んだハムスターのことを思い出しました。昨日、このブログに写真をUpするのにSDカードに入っていた画像をPCに移していた時、ハムスターの写真を見たせいもあるかもしれません。

ハムスター(の飼い主)のサイトで、ハムスターが死ぬことを、「お星さまになる」と表現されているのをよく見ます。このファンシーな世界感にはどうもなじめませんでした。うちのハムスターは死ぬ前日まで私の指を律儀に噛み続けるような凶暴なやつだったので、甘い雰囲気にはどうにも至らなかったのですが。つかず離れずといった感じで。けれど、夜中ふと目覚めるともう動けなくなっていて、私の手の上でこときれてしまった時には涙が止まらなくて、からっぽのケージを見たくなくて、しばらく帰宅拒否症にもなりました。

ケージは今だ片付けることができないでいます。写真を見ると、やつが居たことが不思議な感じすらしてしまうのだけど、まだ過去のことにはできていないのでしょう。

「お星さまになった☆」とは言えないけれど、これからも、星をみるたびに思い出すような気が、しています。