空を見上げると

今朝出かけるとき、玄関の扉の鍵をしめていると、少し冷たい空気に包まれた。歩きながら空を見上げると、すっかり空の水色が薄くなっていて、いわし雲が浮かんでいた。今年の夏も、終わるみたい。夏生まれの私は、暑くても夏が好きなので、少し寂しい。

そんなことを言っていると、みるみる間に2桁の月に突入し、今年も終わるのだろうな。20代後半になり、坂道どころかジェットコースターの勢いで、月日が怒濤のごとく流れ去っていく。何かの区切りが欲しいとは思うけど、ささいなことで盛り上がったり落ち込んだり、考えたり話したり笑ったりして毎日を紡いでいくのが、今は楽しい。

どこまでも、こんなノリ一辺倒で行けるわけないとは思っているけれど。