社会人としてどうよ2

今朝はラストスパートがきいて、いつもより1本早い電車にのることができました。何の変哲もない朝の電車の風景です。私の横に立った人は、ひたすら携帯のボタンを打ち続けていました。いかにもアキバ系な感じの、むっちりしたサラリーマンです。スーツを着てます。が、ふと視線を向けた先に、衝撃なモノを見てしまったのです。

その携帯を玩ぶ指先には、短い爪にマニキュアが塗られていました。すべての指に。しかも、ネイルアートです。デザインはこれ。
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思わずまじまじと見てしまいました。ネイルアートといいつつも、ラインはガタガタだし、つま先は少しはげかけています。おそらく、きっと、このひと自身で塗ったんでしょう。しかし、いったい何のために?何をアピールしたくて?

指先って、社会人ならば内勤外勤問わず、顔の次に人目に触れる箇所かと思うのです。彼の同僚は上司は、当然知っているでしょう、それで何も言わないのでしょうか、つい視線が向かってしまわないのでしょうか。お客さんと会うときはないのかしら。このネイルは、たとえ女性だったとしても、オフィスマナーには反していると言われる類でしょうに。余計なお世話をぐるぐると考えてしまいました。

朝のありふれた電車でも、一瞬だけ異空間に紛れ込んだような心持になれることがあるという、そんなお話です。