結婚論。

友達と昼間っから、酒も飲まずに語る。

「あなたが誰かに『結婚しよう。』と言って、その誰かが『そうだね、結婚しよう。』と言ったら、それで結婚できるんだよ。」

現実に結婚"生活"をしようとすれば、こんなシンプルな話がまかり通るわけはない。
そんなことは知っている。

これはもちろん、なによりも始めの第一歩のこと。
そう問い、そう答えた時に生まれる、うまく名前がつけられない【チカラ】が、きっといちばん強くてかけがえのないものだ、という思い。
これが、その後に待つ現実に立ち向かうエネルギーになるのだ、という願い。

24歳同士が語るにしては、多分に青臭く概念的すぎるかもしれない。
けれど、信じたい。