信用をなくす問題

駅前のコンビニに立ち寄らない日はない。

これは、一日が職場への往復だけで終わってしまうことへの、あまりにもささやかな抵抗なのだ。そのコンビニはかなり広いし小さな本屋も入っているので、毎日行ってもそう飽きがこないのにも助かっている。

で、店に入る階段を降りつつふと思いついたことは。
「レンタルのDVD、返却してない、、、。」
先週引きこもりで返せなくて、会社行くついでに返却しようと思っていて、、、あ、1週間立ってるじゃん。絶句。しかもまだ見てないし。1枚だけなのがまだ救いだけど、延滞料いくらになるんだおい。実物買えたりしそう。

明日は必ず持って家を出る。いやもう今晩のうちからかばんに入れておけばよいんだ。小学生の明日の支度並み。

私はこういうところが実にずぼらで、信用の問題もあるから改めようとは常々思っているのだけど、なかなか徹底しない。どこか頭の線が切れてるんじゃと疑いたくなる。現金だけは本当に怖いから、友達にも貸金にも極力借りないようにしている。「振込用紙」とかも苦手で、すぐその存在を忘れてしまうし、そのために外出しても肝心の払込を忘れてしまったりする。最近はほとんどコンビニでできるのでまだ助かっているにしても。

で、当然こういうのは「とっとと支払えオラァ!」という督促がくるのだけど、これが何故だか私にはあまり効き目がない。以前は郵便で督促状がほとんどだったけど、最近は直電が増えた。やはり不況不景気を反映しているのだろうか。最近で一番厳しかったのが某信用系カード会社で、まあ超零細個人事業主にもクレジットカードを発行してくれるくらいだから、さもありなん。二日に一度は携帯に電話がかかってきた。しかも同じ人から。やんわりと、けれど迷惑顔を思い浮かべさせる声だった。2週間後くらいにやっと払ったのだけど、もう用は無いとばかりに電話がかからなくなったのを、少しさみしく感じたり(いや当然すぎる当然なのだけど)。

督促状とかでも最初は白いのが、次に黄色になり、しまいにゃ赤くなったりするのだ。次はどうなるんだろうと、ちょっと興味がそそられてもいた。

話が変なコトになってしまった。いやこんな迷惑なことはしちゃいけない、いけない。とりあえずは明日延滞金を支払い、身をもって痛みを感じよう。