車内観察記録

仕事終わって山手線外回りに乗ると、浴衣を着たひとが沢山でした。車両に10人近くはいたかな。花火大会の季節に突入なのですね。浴衣男子(男性に非ず)が私の視界の中にふたりも居て、少しびっくり。まあ男子なので、「着こなしてる」というよりも「着られている」感が強しだけれど、なかなかよござんすね。

ときに、帰りの電車がとても空いてたのは、そういえば行きの電車も空いてたのは何故なのだろう。花火大会に備えて?それはないか。そろそろ夏休みを取る人が出始めたのかも。

その空いた車両で見かけた、衝撃のひと。刺繍をする女子。
さすがに席には座らず車両の角に立ってやってたけど、丸い刺繍枠を持って懸命にやってた。しかも裏から見る限り、ステッチとかじゃなく風景みたいなみっちりしたモチーフで、これまた驚く。急停車で流血の惨事が巻き起こるんじゃと危惧しつつ、暗くて揺れるのにあんな細かいことよくできるもんだとと、ある意味感心する。私は電車では手帳に書くことさえ満足にできないもんだから、電車内でレポート書いたり化粧したりできるひとって、一体どうやってんだろうと思う。ずれたりぶれたりしないコツとかあるのかな。

毎日そう代わり映えしない通勤電車なんだけど、時々、いろいろ見物があるのです。