そして空白の日々/レベル中学生

■そして空白の日々
空白の日々だった、この1週間。
何も書けないということは、
全くもって自分に薄暗いトコロがあるに他ならないわけで。
この現実逃避癖は、実にいつまでたっても治らないものだと、
我がことながら、あっぱれとまで思ってしまう。

卒業論文を書いたときも、全く同じことをしていた。
ギリギリまで、やらねばならぬことをほとんどせず、
毎日ぼんやりとしていた。
寝て起きてテレビみて本読んで食事してまた寝て(以下続く)
けれど真夜中に目が覚めると、いきなり怒涛の不安に襲われて、
ぼろぼろ泣いたりしていた。
石を積み上げるように、少しづつ、やればよいのに。
わかっているのに、行動が伴わない。

結局のところ、私という人間を律するためには、
「他人」との関わりや評価というものが必須なのだろうと思う。
自分にしか影響が及ばない箇所については、とことん甘い。
しかし、他人に迷惑を及ぼしたり、軽んじられるような場合は、
かなり限界近いところまで、突き詰めることができる。

情けないけれど、これが現実。
認めて、傾向と対策を練るほうが大事なのだ、うん。

■ レベル中学生
お兄さんからのメール。
> そいじゃ、また連絡するよ。
めずらしく、やわらかく近しい物言いに、嬉しくなる。

「お姉ちゃんの恋愛って、レベル中学生だよね」
と、ひとつ下の妹から言われる。
「いいだろう、安上がりで」
と、開き直ってみる。

我ながら、そう思う。